尾骨

【尾骨】は、尾てい骨とも呼ばれ椎骨の中で一番下にある骨です。椎骨は、頸椎7個、胸椎(背椎)12個、腰椎5個、仙骨、そして尾骨(尾てい骨)で成り立っています。胎児の時に複数個だった骨が成長の段階でくっついて一つになっており、他の哺乳類に比べてヒトでは著しく退化した場所です。上に位置する腰椎の椎間板ヘルニアや脊柱狭窄症が原因となって坐骨神経痛を生じたりした場合に「尾骨が痛い」と感じれれることがあります。

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