第23回ものもらい

◉皆さんにもご経験がありますか?

目の輪郭、まぶたなどが赤く腫れ、やがては痛みもあらわれる不快な「ものもらい」。まぶたに麦のような〝しこり〟ができることから、正式には麦粒腫といいます。
実は、原因は細菌。目の周りにも汗を分泌する汗腺や、乾燥を防ぐため脂質を分泌する皮脂腺などがあり、そこが細菌に感染して炎症を起こすのです。

◉夏は要注意!患者数急増の季節

夏は、細菌が繁殖しやすい高温多湿な環境で「ものもらい」出現のリスクが高まります。しかも原因となる細菌は身近にありふれた黄色ブドウ球菌が殆どで、汗をかいて目をこすったり暑さで抵抗力が落ちたりするのをきっかけに、容易に目の周りで悪さを始めるのです。
ただし誰の体にも普段静かに存在する常在菌が原因なので、人にはうつりません。

◉役に立ちます!予防にも回復にも

ドクターフットの足つぼは、全身の血液循環や新陳代謝を高めて身体機能を最大限に発揮できるよう、体内環境を整えます。
自律神経のバランスが良くなると、抵抗力や免疫力を低下させる不眠や夏バテを予防・改善、ものもらいのきっかけを断ちます。もちろん、自然治癒力を高めて回復を助ける効果も期待できます。