第44回腎臓病
◉腎臓病は誰にでも起こるの?
腎臓病は、年齢、性別を問わず、誰にでも発症する可能性があります。特に、高血圧や糖尿病、心血管疾患の既往歴がある人、家族歴に腎疾患がある人はハイリスク。腎臓は体内の余分な水分や老廃物を排出し、電解質バランスを調整する重要な役割を持っています。腎機能の維持には健康診断での尿検査や血液検査の数値にも注意を払い、異常の早期発見や管理が重要です。
◉暑くなったら気を付けましょう
暑い季節は体温調節のために多量の汗をかき、それに伴い水分とともに重要なミネラルも失われます。脱水や電解質のバランスの乱れが腎臓に大きな負担をかけるため、腎臓病の患者さんは特に注意が必要です。腎臓病の管理には、適切な水分・塩分補給を心掛け、過剰な屋外活動は控えて暑さを避けるなどが考えられます。
◉働き者の腎臓を足つぼでケア
足つぼのよく知られている効果の一つに、第2の心臓とも言われる足の筋肉を揉みほぐして全身の血流を促進することがあります。多くの血管が集中している腎臓の血流も改善して、その機能をサポート。腎臓が老廃物と余分な水分を効率的に体外に排出するのを助けて負担を軽減し、腎臓病の予防や腎機能の維持に役立ちます。