【肝臓】は、人の臓器の中ではもっとも大きく成人で約1キロあります。大小合わせて4~500とも言われる役割を持ち、人体の化学工場と呼ばれている場所です。それだけに余力も大きく「沈黙の臓器」とも呼ばれ、ダメージを受けていても自覚症状が表れずに病気が進行することが知られています。肝臓には、痛みを感じる神経はありません。日頃から、肝臓がよく働けるよう体調には気をつけましょう。多岐にわたる肝臓の役割の中でも、次に挙げる3つは特に重要です。

代謝:体中からいろいろな材料を集めて体に必要な部品をつくり、体の各部に送り出しています。体内に取り込まれたさまざまな物質を、実際に役に立つ形に変換することができます。

解毒:体にとって害となる薬物やアルコール、体内で合成された有害な老廃物などの解毒や処理を行います。

胆汁の合成:コレステロールやビリルビンを使って、胆汁を合成します。胆汁は、胆嚢に一時的に貯えられ、十二指腸で主に脂肪の分解に効力を発揮する消化液として働きます。