第8回紫外線対策
◉1年でもっとも紫外線が強い時
紫外線は、目には見えない太陽光。
中でもUVAは「曇」や「窓ガラス」も通過し、天気の悪い日や屋内であっても肌に届きます。しかも肌の奥まで到達して、シワたるみの原因に!UVBは、急激な作用によって赤みや水膨れを生じさせます。
吸収した紫外線よって体内で活性酸素が多く作られるために組織が傷んでミスが起こり、正常ではない細胞が作られてしまうことで皮膚がんが発生するリスクもあります。
私たちの肌が日に焼けて黒くなるのは、紫外線を浴びたあとにメラニンという色素成分を作り、体を守ろうとする働きによるものです。
◉癌や白内障への影響も心配です
体を衣服で覆っていても、目に紫外線を浴びることで角膜に微細な炎症が起きるために、その刺激が三叉神経から脳下垂体に伝達されて、体内のメラニンが増えることが分かっています。
目がセンサーとなりメラニンを増加させるこの反応は、紫外線の少なかった時代には優れた防御システムとなっていたはずです。しかし、現在では紫外線の量が多く、目が受けるダメージが強すぎてしまいます。
実際、目の奥にある「水晶体」というレンズが変質して起こる白内障は、紫外線の多い地域で患者数も多いことが知られており、紫外線によって若くして白内障を発症するリスクがあるのです。
また健康な肌では、肌の生まれ変わりのサイクル(ターンオーバー)によってメラニンの生成と排出がバランスよく保たれていますが、何らかの原因でターンオーバーに乱れが生じると、皮膚の表皮にメラニンが留まり、シミとなってしまいます。
◉足つぼで活性酸素を取り除こう
紫外線には、カルシウム吸収を助けるビタミンDを合成して骨や歯を丈夫にしてくれるなどメリットもありますが、必要な量は多くはなく、目を保護するサングラスをはじめ、日傘や日焼け止めなどを利用する方が良いでしょう。
浴びてしまった紫外線のダメージを最小限にするためには、ドクターフットの台湾式リフレクソロジーです。「第2の心臓」ともいわれる足を刺激して新陳代謝向上効果は、肌のターンオーバーを整えてメラニンの蓄積を防止するだけでなく、紫外線を浴びて増えた活性酸素を処理するのにも効果的を発揮します。