第29回ヒートショック
◉寒い季節の命の危機に要注意
各地で寒波がもたらす被害がニュースとなっている今シーズン。厳しい寒さが深刻な症状の引き金となる「ヒートショック」に警戒が必要です。
ヒートショックとは、急激な温度変化により血圧が変動し体に悪影響を及ぼすこと。脳出血や心筋梗塞など、脳や心臓に大きなトラブルを生じて生命が脅かされることがあります。
◉血圧が変動するのはなぜですか?
日常生活でリスクが高い場面として、入浴時がよく挙げられます。
暖かい場所から寒い脱衣所へ移動すると、体温維持のため血管が収縮して血圧が上がり危険。また血圧の変化は、その逆の寒い場所から暖かい場所へ移動する時にも起こります。熱いお風呂に入ると今度は血管が拡張して血圧が下がり、そうして血圧が大きく上下して体にダメージが。
◉足つぼで血管年齢若々しく
誰にでも起こる可能性がありますが、やはり加齢や持病などの影響で血管年齢が高いと重篤な症状に繋がるリスクが高まります。
「第2の心臓」である足を揉みほぐすと全身の血流がスムーズになるので、血管の中に老廃物が蓄積することで血管が狭くなったり、壁が厚くなって硬くなるのを予防。リスクに強い体づくりができます。