第31回結核

◉誰でもかかる可能性があります

結核は、細菌の一種である結核菌によって引き起こされる感染症。肺を中心に症状が現れ、咳や痰、発熱などが起こります。結核にはBCGワクチンと呼ばれる予防注射があり感染予防に効果があるとされているものの、乳幼児期に接種したワクチンの効果は大人になってからは限定的で、接種済みの人でも発症する場合があります。

◉実は春先が結核の要注意シーズン

春は気温が上がり、湿度も上がるため、結核菌が増殖する条件になりやすくなります。また、花粉症や風邪などの症状と似たような症状が現れることがあるため、自覚症状があっても、気づかないことが多いです。しかし結核は、感染した人からの飛沫感染によってひろまります。感染の可能性がある人は適切な治療を行うことが重要。

◉大人になってもできる予防対策は?

特に結核などの感染症は、免疫力の低い方の感染リスクが高いとされています。体内の異物や病原菌を排除するための抗体や細胞が生成される免疫システムは、睡眠中によく働き免疫力をUPするそう。寝不足は大敵です。そこで足つぼ!交感神経と副交感神経の切り替えをスムーズにして質の高い眠りをもたらす効果が予防対策にオススメ。