私たちの体を支えている「骨」。
歩いたり走ったり、自由に動けるのも、骨がしっかりしているおかげです。
でも、骨の仕事はそれだけではありません。
実は骨の中では血が作られていて、体じゅうに栄養を届ける手助けをしています。
そして骨自身も血の流れによって栄養を受け取り、元気を保っているのです。
だから、骨を丈夫にするためには、血がしっかり流れていることが大事です。
骨を健康に保つために、食べ物から必要な栄養をとりましょう。
骨の材料になるカルシウム、それをうまく使うためのビタミンやタンパク質。
特にカルシウムは、食べただけでは骨まで届きにくいのですが、腎臓が働くことで体に取り入れやすくなります。
ここで役立つのが足つぼです。
足のうらには腎臓に対応している「反射区(はんしゃく)という場所があり、そこを押したりもんだりすると腎臓の働きを助けることができます。
そして、足をもむことは血の流れを良くすることにもつながります。
血は心臓から送られて全身をまわっていますが、体の一番下にある足は血が流れにくい!
でも足を動かしたり、押したりもんだりすると、たまった血が上に戻りやすくなります。
すると、骨にも栄養が届きやすくなり、元気な骨を作る力が高まるのです。
腎臓の反射区がどこにあるのか気になったら、ドクターフットのホームページにある「反射区表」をチェックしてください。
自分の足で確かめながら試すのもおすすめです。
骨が弱くなると、転びやすくなったり、姿勢が悪くなったりすることもあります。
ずっと元気に歩いたり、体を動かしたりするために、今のうちから骨を大切にしましょう。
毎日の食事や運動、そして足つぼを取り入れて、しっかり骨を育てていきましょう。